親しみやすさを求めて

2020/09/29
雑記

自分のアバター用にキャラクターを錬成しました。

avater

今までオリジナルキャラクターのなつみちゃんをアバターにしていましたが、 やはりなつみちゃんは個を持ったキャラクターであり僕ではないので、 これはアバターに適さないということで変更したのです。

見た目を整えること

ネットの空間においてアバターというのは与える印象の多くを占めます。 人間は言語情報よりも非言語情報の方を優先して捉える傾向がありますので、 文章の発信だと情報の伝わり方はアバターによって決まると言っても過言ではないでしょう。 例えば怒り狂ったアイコンだとどんな発言してもこいつ怒ってるなという風に捉えられてしまうわけです。 画像の発信だとアバターの占める影響は減るでしょうが、それでも与える印象は結構大きいです。

なので見た目を整えることは必須でありまして、 僕個人の性格とあまり印象が乖離しない[1]ようなアバターで、 かつ僕が与えたい印象を意識して造形をとった結果、今のキャラクターになりました。 僕自身は男性で声そのままで通話や配信をしてるので性別に関して違和を感じるかもしれませんが、 僕のアイデンティティに占める性別の割合はそんなに大きくないので、個人的に違和感は無いですね。 それに描いていて楽しいしということで今のアバターにしています。 ちなみに合理性を一番に考えるなら、多分動物アバターにしていたと思います。

見る人に対して僕個人のキャラクターと見た目のキャラクターを紐づけて貰うことで、 僕個人の個性の一部としてアバターを見てもらうことになるわけですね。 本来の自分とは違うキャラクターを演じる気は無いのでネット上での見た目として 新しいアバターを使うというだけのことですね。

親しみやすさ

アバターを整えたもうひとつの理由は親しみやすさのためです。 主観ですが、かわいいアイコンって親しみやすいじゃないですか。 アバターそのものに対して愛着が持てると言い換えてもいいかもしれませんね。

なぜ親しみやすさが必要かというと、 端的に言うと生きていくために相手にする人が変わったからです。 これまでは会社に報酬を頂く形でお仕事をしていたわけですが、 これからは個人に対してお仕事をしていくということになってきました。

ことさら収入を得るという文脈において、武装して力を誇示することが最も効果的な戦略だった(と無意識に考えていた) んですが、対個人で(企業に対するよりは)多くの人に対応するには良くないですね。 武装してる人には誰も寄り付きませんからね。

そういうわけで武器をおろして、親しみを持って皆と相対したいんです。 長らく力がアイデンティティだったので、しばらくは武器を手放せないかもしれませんが。

これはマーケティング戦略的な側面もありますけど、 どっちかというと力を誇示しなくていい生き方にシフトしたいという、 人生の舵取りに合わせたスタンスの変化かと思えます。たまごにわとり。

社会と信頼関係を築くこと

ここでの社会っていうのは、twitterのアクティブフォロワーとか動画の視聴者とか、 僕と関係がある小さいコミュニティのことを指しています。

そういう影響力を与えられるコミュニティに対して この人はTLに居ても大丈夫だなーとかっていう安心感とか、 ちょっと相談してみようかなーとかってお互いに思えるような信頼関係を築いていきたいですね。

信頼関係は無理ない範囲で気ままに活動するうえで、価値を提供していれば自然とできていくでしょう。 価値というのはTLで見かけるとなんとなく安心するとか、 有用な情報がたまに発信されるとか、たまに描くイラストがかわいいなーと思えるとか、 あるいは困ったときに相談できるセーフティであるとか、 まあ何でもいいんです。

そうした活動を少しずつ続けていくことで、 ここに居て良かったという満足感とか、あるいは対価を頂くとかで、 少しずつ僕自身が過ごしやすくなっていけばいいなあというエゴ、 これを満たしていこう、そういう意図があってのことでした。


  1. 主観でしかないし、主観で良いと思ってます。

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